6月17日
この川は訪れる度に魚影が薄れて行くような気がする。今回は初めて他の釣り人達とも出くわした。徳2号が釣り始めてすぐに小型を上げて幸先良しと思ったが、後が続かず、会長が途中で良型を釣り上げ、最後は正東が釣って終了した。いつもの釣堀のように釣れる堰堤だけは健在だった。
夕方は他の川に移動した。最下流部で会長が20センチを釣り上げた。険しい中無理して進むと、地図には載ってない大きな滝が現れた。滝壺は広く深い。そして左側のやや浅い滑底に40センチ級の黒い影がゆっくりと泳ぎ回っている!ドライでは相手にしてもらえず、ニンフに変えてしばらくしてクククーッと感触があったがすっぽ抜け!次回リベンジを楽しみにロッドを仕舞った。
正東が堰堤で掛けた25センチのイワナ
澄んだ冷たい水と光とイワナのコントラストが美しい
水量がやたら多く険しい下流部
7月24日
前回40センチ級を見た川に、ペ君を連れてやって来た。滝壺は前回よりも水量が多かったが、大物の姿は見られなかった。リーチの長いペ君の助けを借りて、滝の右岸を巻いた。滝上流は下流部ほど落差は無く穏やかだが、水量は相変わらず多い。滝を巻かずに帰る人が多いせいか魚影は相当なもので立て続けに釣り上げ、「正にパラダイス」と顔をほころばせた。でも型が小さい。ほとんどが17センチ程度。それと川通しの時は良いが、巻く時はものすごいブッシュでおまけにツタが何重にも足に絡まり前に進めない。一番てこずったのは大きな堰堤を巻いた時で、上流に向かう為、胸まで水に浸かる羽目となった。前記の堰堤下は遠浅ながら広いプールで思いっきりロングキャストが楽しめる。底に落葉の溜まった暗いポイントからイワナがたくさんアタックして来た。
一段落したところで突然目の前に年配の釣り人が現れた。こちらよりも驚いている様子で、「どの辺を釣りました?」とのこちらの問いに「4キロ上流から早めに釣り下って来た。」と憮然としている。その後少し釣り上って見て、先ほどの釣り人の言った事が嘘八百だったとすぐに分かった。ツタの絡まるブッシュでとてもとても早めに釣り下るのは無理。魚影も相変わらず濃かった。ちゃんと話し合えば場所を譲り合う事もできたのに・・・。
この川は年に数回取水をして水量が減る事があり、その時が大物を釣るチャンスだと地元の人が教えてくれた。
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