「先週の木曜日に裏の大門川へ釣りに行こうとしていたら、二人の釣り人がやって来て裏へ行くと言うので、せっかく裏へいこうと思っていたのに興ざめしてしまいました。
そこで、9月になったら行こうと思っていた川を思い出してそこへ行って見ようと思いました。
うちに来るお客さんで25cm以上の型を20匹以上釣れたと言っていたので、それが本当かまたオーバに言っているのであれば、それなりにいいかたを釣ったのだから初めての川みたいなもんだからといろいろ考えてそこに行くことにしました。
その川は19年ぶりに行く川なので渓相が全く違っていました。
昔の記憶を頼りに富士山の形をした岩は右岸に在るはずだったのが左岸にあり記憶も危ういものだと思いました。
川に入ったのは1時ごろ、どんどん上っていくと渓相も変ってきて今まで見た事無い渓相になってきました。
2時ごろにやっと大きいものに出会えました、この写真28cmがそうです。
その瞬間僕の頭にはドボルザークの新世界のフレーズがよみがえって、気分が最高潮に達しました。
その地点から上へ行くと水量が増えてきます、魚もそれに比例するように釣れました。
初めての渓では帰り道を確保をどうするか、時計を見ると矢のように時間が過ぎ去ってもう5時を指していました。
行く前の下調べでは左岸に林道が着いているのですが、30分ほど歩いてその道を探したのですが見当たりません、だんだん心細くなってきました。
5時半になると左岸の林道はあきらめ右岸についている登山者の道が有る筈なのでそれを探すことにしました。
藪の中を探していると、それらしき踏み後を見つけました、それを伝って前に進むとまた何本かに分かれています、おかしいなと思っていると鹿の群れが音を立てずに飛んでいきました。
なあんだ、人間の道だと思っていたのが鹿の道だったとは、困ってしまってどうすればいいか、方角さえ間違わなければ鹿の道も人間の道も同じだと思って進みました。
6時半に最初の入り口にたどり着きました、この日は7時から大雨が降りました。
雨には降られずこれが帰る途中だったらと考えると自然の力に頭が下がります。
その日の付けが回って来ました、足が吊って痛くてどうにもなりません。
帰り道早く帰ろうとして自分の体力以上の力を使ったからでしょう、自分は若くないと十分思い知らされました。」
新世界
群れる
タマガワホトトギス
けいやん
2010年07月27日 17:21
1. はじめまして。
こんにちは。
ペタありがとうございます。
いつも、拝見させていただいて綺麗な景色や、素晴らしい魚の写真に癒されております。
これからも、楽しみにさせていただきますm(_ _)m