NHKスペシャル「“世界最強”伝説 ラスベガス 世紀の一戦」
6階級制覇(体重差20キロ)というボクシング史上前人未到の偉業を成し遂げたマニー・パッキャオ。30億円というビッグマネーが動いた宿敵との世紀の一戦の舞台裏に密着。」
マルケスがパッキャオ倒したパンチは、まぎれもなく「チーム徳」で練習している右ストレート合わせでした!
漫画「はじめの一歩」で宮田が使う「ジョルト」と言う名称で登場した技だ。
相手の左ストレート又は右ストレートに対して相打ちで放つパンチだが、右ストレートを打つと同時に自分のアゴの左側先端を左の胸につける。相手のパンチはこちらの右肩の上で空振り、こちらのパンチだけが当たるのだが、相手の突進力にこちらのパンチが正面衝突する強力なカウンターとなる。
守りに使って単発になったり、これだけに頼ったりすると相手の手数に圧倒されて負け試合になってしまう。
先に自分から攻めて行って、相手が反撃してきた時に使うのが最も良い。
相手の左ストレートに対してインサイドから脇を締めて体を回転させた右ストレート合わせをスパン!と打ってダウンを取ると、相手の左ストレート側から観ていた観衆は左ストレートに隠れてパンチが見えず、何で倒れたか分からない芸術的なパンチとなる。
肘を上げて打ってしまうと、相手の左ストレートと途中で肘がぶつかってしまう。いかに肘を下げて真っ直ぐ打って当たる直前にコークスクリューをねじ込むかがポイントである。