気になっているまだ入っていない沢の入口へ向かったが「クマ出没注意」の札が・・・。
沢をのぞくと谷は深いが何とか下りて行けそうだ。渓相もかなり良い。でも暗い・・・。
「クマ出没注意」であっても溪が明るかったり民家が有れば一人でも入るのだが、ここは辞めといて知っている沢へと向かった。
東京を出たのが8時半、渋川伊香保インターに10時、釣り場に着いて釣り開始が12時だった。
朝どんより曇っていた天気も明るく陽がさすようになり、中之条で10時半に確認した温度は15度だった。
水量が以前より少ない。ゴールデンウィークの入渓者が多いのか砂地は足跡だらけだ。
瀬で矢のように走る魚影を見てひとまず安心した。
フローティングニンフからラスティーパラシュートに変えるが反応は無い。
カディスに変えた時に神経質な当りが1度だけ有った。
「困った時のロイヤルコーチマンパラシュート」を流したら明確な当り!
イワナはコーチマンを飲み込んでいた。
3月にブラウントラウト、4月にレインボー、5月になってやっとイワナに会えた。時計は15時だった。
その後16時半まで釣りをしたが当りは皆無だった。
釣り上りながら途中で目にしていた数々の山菜を採りながら入渓点へ戻った。
まだこの沢は上流と下流しか釣ってないので、中流部を試すことにした。谷は深いが渓は歩きやすい。
でも魚の気配は感じなかった。ちょろちょろと流れる分流でミズを発見。他の分流ではクレソンの群生を見つけた。店で焼肉の飾りやサラダに使おうと決めて、わんさか採った。これはこれでかなり楽しい。
葉っぱが大きい立派なクレソンの群生
採り終えて道に戻ったのが18時だった。
今日はミズとクレソン以外は飛び飛びに見つかるだけだが、色んな山菜が採れて楽しかった。
特にモミジガサを見つけた時は嬉しかった。
山菜はいつもは釣りのおまけとして楽しんでいたが、今日は完全に逆転した。
六合から草津へ向かう途中、まさかと思ったがコシアブラに似たもの発見。
ガードレールから手を伸ばして取って、草津のコンビニの主人に聞いたら
違うと言ってみたり、やっぱりそうだと言ったりではっきりしない。
後で家帰って本で確認したらコシアブラではなかった。
草津へ釣り行くたびに寄る無料共同浴場「巽の湯」
ここはよそ者に寛大で他所の共同浴場よりも安心して入れる。
それとどうしても必要な時は天下の名湯(湯畑が源泉)を容易に汲むことが出来る。
釣りで冷えた体がどんどん温まり癒される。
19時半に温泉から上がり道の駅草津を通った時の気温は標高が1.000メートルなので2度だった。
中之条を通った頃には気温は8度だった。
この日採れた山菜
左上からリョウブ、モミジガサ、コゴミ(クサソテツ)、イワタバコ
左下からワサビ、クレソン(オランダガラシ)、ミズ(ウワバミソウ)、ノカンゾウ
次回5月13日(月)も草津へ行く。
どの沢に入るか迷ってしまうが、タラノメが沢山採れる”あの沢”にしよう。
でも釣りが本当の目的なんだけどな~。