今までは十条の清水坂公園で何度も行いましたが、北赤羽駅前に新しく店を出した私の事情で、北赤羽の都民タワーの公園で行います。雨が降ったら近くの高架下「虹の広場」、「わんぱく広場」で行います。
社会人のチームは不況による残業が多く、中々同じ日に集まれないのが実情です。
せっかく毎年東京都の社会人チャンピォンを出している強豪チームなのだから、朝練の風景が北赤羽の名物的なものに定着すれば良いと思います。
青空の下での練習や高架下での練習と言うのは、とてもハングリーなイメージが涌いてきます。
私が退いた後に高校の監督をついでくれた後輩が、試合でユニホームが無くて普通の白いランニングシャツを着て出場している他のジム生が凄く強かった事に感動して、ボクシング部のユニホームを白に変えたことが有りました。
練習がどんどん近代化されている現在でも、ハングリー=強さと言うのが特に色濃く残っているボクシング競技において、練習メニューにハングリー度を加えるのは選手達の根性を鍛えるのに役立つと信じています。
とーる君の右ステップ右ストレートが絵に描いたようにドンピシャで2度決まったし、全力を出し切ってラッシュもしたので、後は形を綺麗にしてリードとディフェンスだけでボクシング出来るように練習すれば、次回4月のジム対抗戦までには進化している事でしょう。
・川越君は1ラウンドは余裕でダウンも取ったが、相手の手数とスタミナに乱戦となり後でダウンを奪い返される。
ラストラウンド、相手の横にすり抜けて打った右フックでズルズルとマットに倒れた相手が起き上がれず、KO勝ち。会場全体がヒートアップした凄い試合だった。
・レッドブル君の相手は、参加者の中でナンバーワンの実力。ニューホープジムの大月選手。元プロの選手にRSC勝ちしたり、国体5位の富田選手相手に判定まで持ち込んだサウスポーの実力者。
1ラウンド目、サウスポー相手に一番役立つフォローの技を連発。あっという間にロープに詰めてダウンを奪う。
自分から打つ右ステップ右ストレートが面白いように決まる。相手のリードの出際に合わせた右ストレートが3回連続で決まる。
2ラウンド以後は小さくコツコツ打ってくる相手との打ち合いとなり、有効打では圧倒しているがディフェンスとバランスが乱れてくる。スタンディングダウンを奪い返される。
3ラウンド目にはヘッディングで1点減点を受けるが、有効打は相変わらず決まる。ポイント負けはしたが、相手選手の顔はかなりダメージがあった様子。スタミナ切れで足が動かず、フォローの技を2、3ラウンドに使えなくなったのが残念。
やはり守勢になった時のディフェンスと打ち合いの時のガードが課題だ。
充実した時を過ごして、帰りにみんなで楽しく会話が弾んだのが印象的だった。
私の一挙一動を見逃すまいと目を凝らし練習に参加するメンバー達を見ていると、私自身大好きなボクシングの指導と言うとりえが有り、それを生かせる場所が有って本当に良かったと思う。こんな裏技が有り、こんな戦術が有ると説明する自分の引き出しの多さに、改めて我ながら驚いたりもする。
四角いリングの中で誰の助けも無く対戦するボクシングは、痛い、怖い、疲れるの大変な事だらけだ。平穏無事に生きて来た人達から見ればまさに修羅場である。
練習がきつければその分試合が楽になると信じて、時には1分でやられてしまうかも知れない時を迎えるために、もくもくと走り辛い練習をこなす。
練習は根性、試合は度胸とも言われる。いくら一生懸命練習しても、それを生かすハートを同時に養わなければ試合では勝てない。
冷静に根性を出すと言う難しさは、やった人間でなければ分からない。
辛い練習を乗り越えて、試合で芸術的な技とリズム、スピードを駆使して勝つ姿は、湖を優雅に泳ぐ白鳥が実は見えない水中でバタバタと必死に足で水を掻いている姿と同じかも知れない。
ボクシングは芸術だと言う人がいるが、技を磨き完成させてスポットライトに照らされリングに上がる姿は、舞台役者が舞台に上がる姿とだぶるものが有る。
もう駄目だと言う時、それでも絶対に勝ちたいと今まで出した事のない体力と精神力を絞り出して乗り越えた時、人は自分を乗り越えて更に強くなったと自覚する。その姿は見る人に感動を与え、痛み、怖さ、疲れは自分の味方となり対戦相手に与える苦痛に変わる。
こう言うスポーツだからこそ自己改革として、自分に鞭打って飛び込む人が多いのだと思う。
実際に動いて教えられるのがいつまで続くか分からないが、この素晴らしいメンバー達と一緒に練習する時間を大切にして行きたい。
2009.10.17~10.18 ボクシング東京都社会人選手権が行われ、うちの「チーム徳」から4人出場して全員優勝して東京都社会人チャンピォンになりました。
後方右から4名までが今回の優勝者
9階級中4階級制覇で東京1の強豪チームとなり、今年地元開催である全日本社会人選手権において、東京都の面目を保たなければならない重要な責任と期待を背負う事になりました。全日本優勝を目指して続けて頑張ります!
週1回約1年の練習で↓の水準になれます。
2008年7月メンバーのミット演技
チーム徳では1日体験を無料で受けられます。お気軽にお申し込み下さい。(見学も可能)
ボクシングジムでダイエット・シェイプアップ!
ボクシング練習会詳細
名称:チーム徳 2008年7月 (社)日本アマチュアボクシング連盟加盟団体
練習会場:東京都アマチュアボクシング連盟指定試合会場
東京都北区(JR埼京線十条駅徒歩5分)東京朝鮮高校ボクシング部室
練習日:・毎週火曜日又は木曜日19時30分より2時間、・土曜日13時~17時まで東板橋体育館(主に個人指導)・日曜日13時~15時まで清水坂公園
費用:設備使用料1回1人500円(東京朝高は練習道具、シャワー室完備)
練習内容:基本練習を中心に実戦に役立つバラエティーな技を教える。後はミット、サンドバック、ロープ、パワートレーニング等。事故防止の為、マスボクシングを中心にスパーリングは控えめに(試合前はスパーリングと練習試合有り)。毎月の東京朝高での最終練習日はマスボクシングとスパーリング(希望者)の日。
試合参加希望の方:東京都オープン戦、東京都選手権、スパーリング大会、親父ファイト、演技(形の競技)、その他レフリーライセンス取得、プロのジムへの紹介有り。
参加者:年齢性別問わず。現役プロボクサー、現役プロコーチ、高校の選手も参加します。
練習会場
・「東京朝鮮中高級学校」(火、木):JR埼京線十条駅北口改札を出たら左にまっすぐ(交番のある通り)行くと大通りに出る。左を見ると埼京線の踏み切り、右を見るとファミリーレストラン「COCO'S」が見える。その「COCO'S」を越して並び左に入る道を入って進んだ突き当たり
校門からまっすぐ進んだ突き当りがボクシング部 。十条駅より歩いて5分。
・東板橋体育館第2武道場(土):東京朝高正面右に曲がり次の角を左に入りまっすぐ。資生堂、東洋インキを過ぎて石神井川を越した突き当たり左の建物。東京朝高より歩いて7分
・清水坂公園(日):十条商店街から富士見商店街を抜けて環七を渡ってすぐ
準備:運動靴(土足禁止)、運動着(自由)と着替え、タオル、バンテージ又は軍手、水(ペットボトル又は水筒)
参加条件:なるべく継続参加を心がけ、参加、不参加の書き込みを、そのつどきちんと出来る責任感のある方を歓迎します。書き込み、知らせ無しの長期不参加、1度申し込み後辞めた方の参加はお断りします。プロフィールの内容がそぐわない方もお断りします。
参加しなくても月謝を払うジムのように金銭的に損をしないので、参加率が悪いのが現状ですが、これだけの好条件で高度なボクシング技術を学べる大切な場所は中々有りませんので、ルールや常識を守ってメンバーを維持して下さい。
本来、設備使用料を集めて学校(東京朝高)の部活に役立つ目的で始めたので、参加率の良い方ほど大歓迎です。気が向いたら参加する程度の考えの方はご遠慮下さい。
メンバー全31名 監督:徳 主将:1Z3 主務:メネメネ
・ボクササイズチーム:住職さん、ふみさん、_7さん、しゅうさん、ヤナイさん
・実戦チーム:1Z3 (イズミ)さん、モンキーフィストさん、メネメネさん、あべさん(女性)、hANaさん(女性)、トッピングヒゲ。さん、ハナオレ王子さん、新さん、まめーよさん、◯尾164さん、鮴ゑ悶さん、ロッキーさん、濱マイクさん(火曜)、ひろくん(OB火曜)、小江戸川越さん、ターボさん(木曜)、ひろ助さん、ゴローさん、バーディーさん、都倉Bさん、レッドブルさん、タイガさん(OB)、ウォルヒョンさん、イン・ソンフンさん(OB)、スンジョン(OB)、徳
拳キチの集まりとなってます。ボクシングの好きな方大歓迎。
時に練習後、自分達の試合や練習の録画を観ながら、飲み食いしてボクシング談義を楽しむアットホームな集団です。
入部は下記ミクシィサイトで↓
チーム徳ボクシング部練習会
焼肉ピュアティでも受け付けます。 TEL 03-3909-8770
私の一挙一動を見逃すまいと目を凝らし練習に参加するメンバー達を見ていると、私自身大好きなボクシングの指導と言うとりえが有り、それを生かせる場所が有って本当に良かったと思う。こんな裏技が有り、こんな戦術が有ると説明する自分の引き出しの多さに、改めて我ながら驚いたりもする。
四角いリングの中で誰の助けも無く対戦するボクシングは、痛い、怖い、疲れるの大変な事だらけだ。平穏無事に生きて来た人達から見ればまさに修羅場である。
練習がきつければその分試合が楽になると信じて、時には1分でやられてしまうかも知れない時を迎えるために、もくもくと走り辛い練習をこなす。
練習は根性、試合は度胸とも言われる。いくら一生懸命練習しても、それを生かすハートを同時に養わなければ試合では勝てない。
冷静に根性を出すと言う難しさは、やった人間でなければ分からない。
辛い練習を乗り越えて、試合で芸術的な技とリズム、スピードを駆使して勝つ姿は、湖を優雅に泳ぐ白鳥が実は見えない水中でバタバタと必死に足で水を掻いている姿と同じかも知れない。
ボクシングは芸術だと言う人がいるが、技を磨き完成させてスポットライトに照らされリングに上がる姿は、舞台役者が舞台に上がる姿とだぶるものが有る。
もう駄目だと言う時、それでも絶対に勝ちたいと今まで出した事のない体力と精神力を絞り出して乗り越えた時、人は自分を乗り越えて更に強くなったと自覚する。その姿は見る人に感動を与え、痛み、怖さ、疲れは自分の味方となり対戦相手に与える苦痛に変わる。
こう言うスポーツだからこそ自己改革として、自分に鞭打って飛び込む人が多いのだと思う。
実際に動いて教えられるのがいつまで続くか分からないが、この素晴らしいメンバー達と一緒に練習する時間を大切にして行きたい。